犬も、ヘルニアによる脱腸や椎間板ヘルニアになることがあります。
ヘルニアとは、人間と同じく腹膜の弱いところや足の付け根から腸などの器官が押し出されてしまう病気です。俗にいう、脱腸というヤツです。 犬のヘルニアは、へそ、足の付け根、肛門の周りなどで発症します。 仮に腸が押し出されて脱腸となると、血流が止り、嘔吐や食欲不振、発熱などの症状が出てきます。また、脱腸を放置すると、腸管が壊死を起こし、腹膜炎になって死に至る場合もあります。 足の付け根やおへそなどに、不自然に飛び出たしこりや膨らみがあった場合には、動物病院で精密検査を受けましょう。
ヘルニアであると診断された場合、開腹手術が必要です。 大切なワンちゃんですが、ヘルニアを放置しておくと命に関わることなので、開腹手術はやむを得ないでしょう。 手術では、腸管を元に戻すか、壊死している場合にはその部位を切除して腸管を縫合します。そして、腹膜などのすき間のある部分を筋肉を寄せて縫合します。 腸管自体は、新陳代謝が活発なため、傷口の回復は早くなります。術後は安静が必要ですが、二日くらいで流動食がとれるくらい回復するでしょう。
犬も人間と同じで、椎間板ヘルニアになります。特に、ダックスフント系、ビーグル、シーズー、柴犬、トイプードルに発症が多くみられます。 椎間板ヘルニアは、人間と同じメカニズムで起きます。
背骨、つまり脊椎は骨とクッションの役割のある椎間板で出来ています。椎間板は、ドーナツ状のもので、ドーナツの円周が繊維輪、ドーナツの穴に相当する場所が髄核といいます。この髄核が繊維輪からはみ出して、神経を圧迫することを椎間板ヘルニアといいます。 椎間板からはみ出した髄核が神経に干渉して、足のしびれや腰痛を引き起します。
椎間板はクッションの役目を果たすものです。人間であると、中腰で重いものを持ったり、無理な姿勢を維持していたり、加齢によって繊維輪が弱くなり、髄核が飛び出してきます。 犬も同じく、強い衝撃を腰に受けたり、肥満により腰に負担がかかったり、また犬種によっては先天的に椎間板が弱いといった原因があります。 ダックスフントは、胴が長いために腰に負担がかかりやすく、また先天的に軟骨に異常があって椎間板が硬くなりやすい特徴があります。またこうした要因を抱えている上に、動きが活発で飛び跳ねたりすると、腰に衝撃が加わって、椎間板ヘルニアを引き起します。
犬の椎間板ヘルニアの治療法は主に、内科的治療と外科的治療になります。 内科的治療は、比較的軽度の症状で主に患部の炎症を取り除いて負担を軽くします。炎症を抑えるだけで、ずいぶんと症状が軽くなることもあるようです。 また髄核を溶かすために、患部に酵素を注入する場合もあります。 外科的治療は、脊椎の手術になります。完全に腰がたたなくて歩けないような場合は、椎間板ヘルニアの患部を特定して、手術を行います。
手術は、髄核を取り除きます。 この手術自体は、小さい個体の犬を扱うため、精密になります。ですから、椎間板ヘルニア手術が出来る獣医と出来ない獣医がいます。 もし、わんちゃんが椎間板ヘルニアになったら、かかりつけの獣医で詳しく手術について問い合わせてください。 手術はあくまでも対処療法ですから、術後の経過が保証されていません。患部の症状によって、術後の回復度も違います。 術後に歩けるようになる犬もいれば、リハビリが必要なケースも出てきます。 リハビリが必要な場合は、十分に獣医と意志疎通をして、ワンちゃんの回復を早めましょう。 ペットの医療費は実費でチャージされます。椎間板ヘルニアの手術となると、飼い主の経済負担はかなり重くなるでしょう。 またその後に処方される薬や検査・診察にもお金がかかってきます。 最近、ペットの肥満やストレスによって、従来はあり得ないような病気が出てきました。 人間とともに生きるペットも、様々な要因で病気の危険性の中にいます。 そのため、最近ではいくつかのペット用医療保険が出来ました。 ペットの病気は、ペット自身ももちろん辛いでしょうが、経済負担が発生する時点で飼い主もまた、お金のために本来治るべき病気を治療できないという事態も出てきています。 ペット保険は必須ではありませんが、お金のために安楽死を選んでいた、なんて事がないように、ペットと飼い主に安心を与えてくれるものです。 保険スクエアでは、ペット保険の資料を無料で請求することが出来ます。 3社の保険会社の資料を無料で申込むことが出来ますから、今すぐ申込んでください。 簡単な記入事項だけで、ペット保険のことが分りますので。無料資料の申込みは下のバナーをクリックすると、保険スクエアのbangへ行くことができます。 飼い主の経済的負担が原因で不幸になるペットがこれ以上増えませんように!
椎間板ヘルニアは、歩行困難になります。異常が認められたらすぐにでも治療をしましょう。人間の場合は、高度医療認定でレーザー治療で椎間板ヘルニアが治せます。しかし、犬の場合は、切開による髄核の除去になります。
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